ワシ秋のシーバスハイシーズン。
ウェーディングで激流に立ち込んどって、70cm後半の微妙なデカさの魚が釣れた時、こんな経験ない?
「おっ、これランカー(80cm)いったんじゃないか!?」
そう思って、わざわざ陸に上がってメジャーを広げて写真を撮る。
で、ドキドキしながら測ってみたら……
「80cmないんかい!!(笑)」
と一人で川辺で突っ込む。
これ、秋のシーバス釣りあるあるじゃね。
じゃが、陸でモタモタしとる間に、一番大事な『爆釣の時合い』が完全に終わってしもうた……
なんてことになったら、ほんまに笑えんじゃろ?
ストリンガーの本当の役割は、魚を持ち帰ることじゃないんよ。
秋の短い時合いを逃さず、最速で次のキャストに移るための『手返し戦略ギア』なんじゃ!
ワシもシーバス釣りを長く続けてきて、ストリンガーも太鼓リール型の高いやつから、色々試してきたんよ。
今回は、ウェーディングで「ほんまに使える」ストリンガーの選び方と、ワシが20年使って辿り着いた
「結局これが最強じゃ」という結論を全部話すけぇね!
1. リリース前提でもストリンガーは必要?本当の目的は「2つ」

「魚を持ち帰らないなら、ストリンガーはいらないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、現代のシーバスゲームにおいて、ストリンガーには「持ち帰る」こと以上に重要な2つの役割があります。ワシはストリンガーを、ランディング後の釣りを劇的に快適にする「周辺ギア」だと位置付けています。
目的①:秋の短い「時合い」を逃さない手返し
秋の爆釣タイム(時合い)は、ほんの一瞬で終わってしまうことがあります。
デカい魚が釣れるたびに陸に上がってサイズを測ったり写真を撮ったりしていると、その間に群れが抜けてしまいます。
ストリンガーがあれば、「魚を獲る → 即繋ぐ → すぐに次のキャストをして連発を狙う!」という最強の手返し戦略が可能になります。
目的②:撮影まで魚を弱らせないための時間を確保する
インスタ等のSNSに綺麗な写真を残したい人にとっても、ストリンガーは非常に重要です。
三脚を立てて撮影の準備をしている間、魚を陸やコンクリートに上げっぱなしにしていたら、特に夏場や秋口はあっという間に魚が弱ってしまいます。
ワシワシは一人の時は「ブツ持ち写真」は撮らんけぇ該当せんのじゃけど(笑)。
みんなSNSで綺麗な写真上げとるじゃろ?あれ、ストリンガーで水中に待機させてしっかり休ませといて、三脚の準備が完璧に整ってからサッと持ち上げて短時間で撮るんよ。
もたもたして陸に上げっぱなしにしとったら、魚へのダメージが大きすぎるけぇね!
2. 【失敗談】ウェーディングに「太鼓リール型」をおすすめしない理由
釣具屋に行くと、アルミ削り出しで見た目がめちゃくちゃカッコいい「太鼓リール型(ゴールデンミーン等)」のストリンガーが売られています。
ワシも昔、そのカッコよさに惹かれて高いお金を出して買ったことがあります。
しかし、ウェーディングで使うなら、ワシは太鼓リール型を絶対におすすめしません。
その理由は2つあります。

① シンプルに「重い」そして「邪魔」
金属製の太鼓リールは、とにかく重いのです。
ゲームベストのD管にぶら下げて激流の中を歩くと、その重たい金属の塊がブラブラと揺れて、肩や腰に猛烈な負担がかかります。「ただでさえ疲れるウェーディングで、なんでこんな重りをつけて歩いているんだ?」と強烈なストレスを感じました。
② 水没による「砂噛み・塩噛み」の地獄
ウェーディングは、自分が水に浸かる釣りです。当然、腰にぶら下げたストリンガーも常に水没するか、波を被ります。
その結果、リールの内部ギアに細かい砂や塩がガッツリ入り込みます。
釣行後に毎回分解して洗えるマメな人ならいいですが、ズボラなワシはすぐにギアが回らなくなり、メンテが地獄になって結局使わなくなりました。
💡見た目のカッコよさで金属の太鼓リールを買うと、重さとメンテ地獄で絶対に後悔するけぇね!ウェーディング装備は「軽くて手入れが楽」なのが一番偉いんよ!
3. 20年使って辿り着いた結論!「手巻き式」が最強な3つの理由
高いリール型で失敗したワシが、現在進行形で使い続けているのは、20年前に買った「シンプルな手巻き式(ロープとフックだけ)」のストリンガーです。

なぜ最新のカッコいいギアではなく、昔ながらの手巻き式が最強なのか?
- 【理由①】ゲームベストの「背中」にポンと忍ばせておける
リールがないので圧倒的に軽くてコンパクトです。邪魔にならないよう、ゲームベストの背中ポケット(または大きめのポケット)に丸めて突っ込んでおけます。
釣れた時だけサッと取り出して使う。この機動力がウェーディングでは最強です。 - 【理由②】完全メンテフリー(水で流すだけ)
ギアがないので砂が噛むこともありません。釣りが終わったら、シャワーでサッと流すだけでお手入れ完了。金属パーツが少ないほど過酷なウェーディングでは長持ちします。ワシの20年前のストリンガーが今でも現役なのがその証拠です。 - 【理由③】フックは3〜5個で十分
シーバスゲームにおいて、10匹も20匹もキープすることはありません。時合いを逃さないために数匹キープできれば十分なので、フックは3〜5個ついたシンプルなもので完璧に機能します。
ワシウェーディングのストリンガー選びのコツは、「いかに金属パーツを減らすか」なんよ。
金属が少ない=軽い、錆びない、壊れない。
20年使って残ったんは、結局こういう一番シンプルな道具じゃったね。
4. 現場主義で選ぶ!おすすめの「シンプル手巻き式」2選
ワシの実体験から自信を持っておすすめできる「金属パーツが少なくて実用的な手巻き式」を2つの軸で厳選しました。
どちらを選んでも、重さやメンテの地獄からは解放されます。
① 【ワシの実体験・本命】ベルモント(Belmont)ストリンガーセット
ワシが20年使い倒しているストリンガーの系譜。無駄なものを一切削ぎ落とした、これぞ「ザ・シンプル」な作りです。
ロープとフックのみの構成で、金属パーツが最小限に抑えられているため、錆びにくく圧倒的に軽いです。
ゲームベストの背中ポケットに丸めて入れておくなら、これが一番邪魔になりません。
👇 ベストの背中に忍ばせておける!メンテ不要で20年使える究極のシンプルギア
② 【ロープの扱いやすさ重視】シマノ ハンディーストリンガー
「ただのロープだとカバンの中で絡まるのが嫌だ」という方は、ロープを巻きつけるホルダー(樹脂製)が付いた手巻きモデルが使いやすいです。
太鼓リールのような金属ギアが入っていない「ただの樹脂製ホルダー」なら、砂が噛むこともなく、軽さも維持できます。ロープの絡まりを防ぎたいなら、こちらのシマノ製などが快適です。
※ウェーディングではフロート(浮き)が嵩張って邪魔になることが多いので、フロートなしのシンプルなモデルを選ぶのがコツです。
👇 砂噛みゼロでロープもスッキリ!扱いやすさ抜群の樹脂ホルダー式
💡 迷ったら「結局どっちを買えばいいの?」
2つの選択肢を出しましたが、「結局、殿は何を買えと言っているの?」と迷う方もいるでしょう。
結論を言います。
💡ワシなら間違いなく「ベルモント」じゃね!
樹脂ホルダーすら省いた極限のシンプルさ。背中に入れても全く違和感がない軽さ。20年現場で使い続けて、一度も不満が出んかった本物の道具じゃけぇ、迷ったらこれを買っときんさい!
👇 ワシが20年愛用する最強の結論はこちら!
5. 【初心者必見】現場で差がつく「フックサイズ・長さ・正しい通し方」
最後に、実際にストリンガーを使う上で、初心者が絶対につまづく「3つのポイント」を解説しておきます。これを知らないと、現場で大惨事になるけぇ気をつけてください!
① フックのサイズ:シーバス狙いなら迷わず「150mm」!
ストリンガーの金具(フック)にはいくつかサイズがありますが、シーバスで使うなら「150mm」を選んでください。
これより小さいと、70cm超えやランカークラスの分厚い顎(あご)を貫通させるのが難しく、激流の中で魚が暴れた時に外れてしまうリスクが高まります。大は小を兼ねる。シーバスには150mmが絶対の基準です。
② ロープの長さ:ウェーディングなら「2m」あれば十分!
市販のストリンガーには、ロープが5mや10mあるものも多いです。
おかっぱり(陸っぱり)で足場が高い場所から水面まで下ろすなら長いロープが必要ですが、自分が水に浸かっているウェーディングにおいて、長いロープは「絡まる地獄」の元凶になります。
ウェーディングで使うなら、自分の腰から水中の魚までの距離があればいいので、長さは「2m」もあれば十分です。
もし買ったストリンガーのヒモが長すぎたら、迷わずハサミで2m〜3mくらいにぶった切って、先端を結び直して使ってください。
それだけで劇的に使いやすくなります。
ワシ切るのはもったいないから、必要な分だけ出せるように工夫しておくと、現場でバタバタせんですむけぇね!
ストリンガーで時合逃したら本末転倒じゃけぇね!
ウェーディング専用として割り切るなら、カットもありじゃね!
また、スナップだけ買って、ロープ買って自作してもええよね!
③ 魚への通し方:絶対に「エラ」に通してはいけない!
これは魚をリリースする前提なら一番重要なルールです。
フックを魚の「エラ」から口に通してしまう人がいますが、エラは人間でいう「肺」です。ここに金属のフックを通すとエラが傷つき、エラ呼吸ができなくなって魚は確実に死んでしまいます。
💡ストリンガーのフックは、魚の下顎にある「薄い膜(皮)」に下からブスッと刺して貫通させてください!
ここなら出血もほぼなく、魚の呼吸を一切邪魔しないため、写真撮影の時まで元気に生かしておくことができます。
せっかくのランカーシーバスに敬意を払い、元気に川へ帰ってもらうためにも、必ず「下顎の薄い皮」に通すことを徹底しましょう!
まとめ:ストリンガーは「時合い」と「思いやり」の周辺ギアである
ストリンガーは、単なるキープ用の道具ではありません。
秋の爆釣タイムを逃さないための「戦略ギア」であり、SNSに綺麗な写真を残すまで魚を水中で待機させておくための「思いやりのツール」でもあります。
そして、それを現場で一切ストレスなく行うためには、「重くない」「砂が噛まない」「背中に入れておける」という条件を満たすシンプルな手巻き式が絶対の正解になります。
カッコいい太鼓リールを買ってメンテ地獄に陥る前に、ぜひワシが20年使い倒している「シンプル・イズ・ベスト」な手巻きストリンガーを背中に忍ばせて、秋のハイシーズンに出撃してください!
ワシ時合いが終わってから、陸に上がってゆっくり測るんよ。
で、「(80cm)ないんかい!!」って突っ込む。
これが秋のシーバス釣りの一番おもろいところじゃけぇね!(笑)
👇【次のステップ】獲りこぼしをゼロにする!ランディング装備まとめ
ストリンガーで手返しを上げる準備ができたら、次は「掛ける〜安全にリリースする」までの全ての装備を見直してみてください!
今回紹介したストリンガーを含め、ワシが10年かけて行き着いた「ランカーをバラさない必須ギア5選」をこちらのハブ記事にまとめています。



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