
シーバス釣りの王道、橋脚の明暗撃ち。 広島の川に立つアングラーなら、誰もが一度は夢中になるシチュエーションじゃね。
けど、ただ闇雲に「暗い方」へ投げるだけでは、広島の激流に潜む賢いシーバスはなかなか口を使ってくれんのんよ。投げれば投げるほど魚はスレて、せっかくの時合いを台無しにしてしまうこともある。
ワシが10年以上、広島の川で泥臭く記録を積み重ねる中でたどり着いたのは、明暗を「詰め将棋」のように攻略する手順。
「大事なのは、1〜5のスポットを、まずは『表層』から順番に剥がしていくこと。手前から順に探っていくのが、魚を散らさず数を伸ばす最大のコツなんよ!」
今回は、広島の激流で確実に魚を引きずり出すための「5つの狙い所」と、その流し方の真髄を公開するけぇね。
第1章:場を荒らさない!橋脚明暗「5つのスポット」攻略順序


いきなり一番おいしそうな「明暗の深部」へルアーをぶち込むのは、これじゃぁ!流では厳禁。手前から順に、剥がすように探っていくことで、場を荒らさずに1本ずつ、確実に仕留めていくことができます。
- 明暗の明るい「手前」でターン:まずは自分から一番近い、明暗の明るい側。やる気のある魚が外までエサを追いかけてきているか、手早くチェックします。
- 明暗の境目(ライン)に沿ったドリフト:明るい所から暗い方へルアーを流し込み、境目を越えた直後の暗闇でターン。ここは最も魚が意識しとる「食わせの聖域」じゃね。
- 橋脚の頭(上流のヨレ):橋脚にぶつかる潮が左右に分かれる「鼻面」の部分。ここにベイトが溜まりやすく、待ち構えている魚がおる場所です。
- 橋脚の際(壁面コンクリートスレスレ):橋脚の壁際数センチ。ぶち勇気がいりますが、逃げ場のない壁にベイトを追い込んどる魚には、これが一番効きます。経験上、ランカーの居着きはここがぶち多い。
- 暗部の深奥(最奥の影):手前や壁際で出ん時に、さらにラインを送り込んで「暗闇の奥」へ流し込みます。スレきったデカいのが、一切光の届かん場所で口を開けて待っとるのは、案外ここなんよ。



手前から『一枚ずつ薄皮を剥ぐように』釣っていくのが、一晩で3本、4本と数を伸ばすための絶対条件。一番奥のデカい奴は、最後まで取っておくのが『これじゃぁ!流』の詰め将棋よ。
第2章:レンジ(棚)は「上から」が鉄則
スポットが決まったら、次は縦のレンジ(棚)を刻みます。これもスポット選びと同じで、深いところから始めると、掛かった魚が暴れて表層の魚を散らしてしまうからです。
- 表層:まずはシャローランナーで。活性の高い魚を真っ先に獲る。
- 中層:表層に出ない時、シンペンなどでレンジを一枚下げて魚の目の前を通す。
- ボトム:最後は底。沈んでいる魚や、冬の低活性時にバイブレーションで。
💡「順番を守れば、一本が三本になる!」 焦って奥を叩かんこと。広島の激流じゃけぇこそ、落ち着いて手前のやる気がある奴から獲っていくんが鉄則よ!
3. 第3章:ルアーの「個性」を使い分け、誘いの「罠」を張る


広島の激流の中で、ルアーにどう命を吹き込むか。状況に合わせた「仕掛け」こそが釣果を分けるんよ。
① ルアーのローテーション順
- シャローランナー:まずは表層をテンポよく。
- シンペン(シンキングペンシル):ミノーの波動で見切られる時、あるいは流れに身を任せて「よりナチュラルに」流したい時に。
- バイブレーション・ワーム:中層〜ボトムを叩く時や、どうしても口を使わない時の最終手段。
② 誘い方のバリエーション(合わせて読みたい真髄)
- 面のドリフト:広い範囲を「線」ではなく「面」で攻略する。激流を味方につける基本じゃね。


- 点のドリフト:ピンポイントのヨレや壁際でルアーを「留める」。激流の中でこそ活きる上級奥義。


- トゥイッチ:ただ流すだけでは食わない時、一瞬の「ヒラ打ち」で反射的に口を使わせる。


- ストップ&ゴー:リトリーブを止めた瞬間の「ゆらぎ」が、捕食スイッチを強制的に入れる。


- リフト&フォール:バイブレーションを使い、縦の動きでリアクションバイトを誘発させる。 [関連記事:バイブレーション広島河川シーバス攻略┃夜のボトムを「縦」で喰わす!リフト&フォールで1本をしぼりだす!]


第4章:通い詰めて見えてくる「ポイントの癖」
ここまで手順を説明しましたが、実はもうひとつ大事なことがあります。
それは、「ベイトの種類で、魚が着く場所が変わる」ということ。
コノシロがおる時、イナッコがおる時、あるいは潮位の差。
同じ橋脚でも、その時々で「1番の明るい側でよく食う日」もあれば「4番の壁際しか食わん日」もあります。
💡10年通っても、毎日が新しい発見よ。何度も通って『今日はこのベイトじゃけぇ、3番のヨレに溜まっとるはずじゃ』と予測できるようになれば、もう一人前よね!
最後に:点が線につながる、あの快感のために
明暗撃ちは、ただのキャスティングゲームじゃない。
自分の選んだスポット、レンジ、ルアーの角度、そして誘い……。それらすべての要素がピシャリとハマって、暗闇の中から「ドンッ!」と衝撃が伝わる。
バラバラだった情報の「点」が、確信という名の「線」につながる瞬間。この快感を知ってしまうと、もう明暗撃ちからは抜け出せんようになるんよね。
今夜、鮮やかな一本の線につながるのを願っとるよ!



ピシャリとハマって魚が応えてくれた時、広島の川の釣りがもっともっと面白くなるけぇね!










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