
ようきたね。結論から言うで。広島の川でシーバスを爆釣したけりゃ、『下げ潮』の『潮位150cm以下』だけを徹底的に狙い撃つんじゃ!
なぜか?
広島特有の強烈な干満差が、潮位150cmを切ったあたりから川の地形を極限まで絞り込み、激流を発生させ、シーバスの捕食ポイントを一点に凝縮させるからじゃ。
実際、ワシの10年分のシーバスログ(記録)を見返しても、150cmを下回り始めてから水面が活気づき、連続ヒットするデータが山ほどあるんよ。
ただ、勘違いせんでほしいんじゃが、『150cmを切った瞬間に絶対釣れる』わけじゃないで。
ポイントによって地形が違うけぇ、150cm以下から干潮に向かうまでのどこかで『黄金タイム』が始まることが多いんよ。
適当なタイミングでダラダラ何時間もルアーを投げるより、この『150cm以下の時間帯』に集中したほうが、圧倒的に効率よく釣果を伸ばせるけぇね。
何年通っても思うような釣果が出んのなら、まずは流れの正体を知り、魚が動く『数字』を理解することじゃ。今日はワシが現場で見てきた10年の答えをすべてお伝えするけぇ、しっかり聴いて帰ってや!
1.広島河川の心臓部は「下げ潮」にあり
広島の河川攻略において、なぜ「下げ潮」が絶対的な本番なのか。
それはこのエリア特有の干満差が、川の流速を劇的に変化させるからです。
潮が引き始めると、海面の水位が下がることで河川内の水が一気に海へと押し出されます。この時、川本来の流れに潮汐による引きの力が加わり、まるで濁流のような強烈な流れが発生します。
シーバスは「流れのヨレ」や「橋脚の明暗」に身を潜め、上流から流されてくるベイト(餌)を効率よく捕食する習性があります。下げ潮はこの「ベイトの運搬」を強制的に引き起こす、いわば魚にとってのディナータイムの合図なのです。上げ潮でも釣果は上がりますが、広大なシャローエリア(浅場)に魚が散ってしまうため、狙い所を絞るのが非常に難しくなります。
対して下げ潮は、水位が下がるにつれて魚の通り道が限定されていきます。
流速がピークに達するタイミング、そして水位が絞られるタイミング。この2つが重なった時、広島河川は爆発的な釣果をもたらします。
💡上げは魚が散るけど、下げは魚の居場所がギュッと凝縮されるんよ。
強い流れの中で、シーバスがどこで口を開けて待っとるか。それを想像しながらルアーを流すのが、広島河川の醍醐味であり、一番の近道なんじゃけぇ!

2.10年の蓄積が導き出した「潮位差200cm」の壁
ワシが10年間のログを読み返して確信しているのは、タイドグラフ上の「数字」が釣果の8割を決めるということです。特に意識すべきは「干満差」です。
狙い目は「満潮から干潮までの差が200cm以上」ある日です。
潮位差が200cmを下回る「動かない潮」の日は、広島らしいガンガン流れる川の状態になりません。水が動かなければシーバスの狩猟スイッチが入りにくいのです。
もちろん、上げ潮のタイミングや、高潮位からの下げ始めが良い状況というのも当然あります。ただ、最初からあれこれ例外を気にしすぎると、かえって狙うべきタイミングが絞れず迷子になってしまいます。
だからこそ、まずは難しく考えず『干満差200cm以上の日』という基準だけを信じてください。
さらに重要なのが「潮位150cm以下」という数字です。
広島の河川は両岸に敷石が入っているポイントが多いのですが、平均すると潮位150cmほどでこの敷石が水面から顔を出し始めます。
また、干潟も同時に露出していきます。
干潟や敷石が露出すると物理的に川幅が狭くなり、流れが一段と加速して強烈な激流を生み出します。
さらに水深が浅くなることで、シーバスがベイトを追い込みやすくなり、活性が劇的に跳ね上がるのです。
この「干潟や敷石の露出 × 流れの加速 × 水深の低下」が重なり始める150cm以下こそが、黄金タイムのスタートラインです。
ただし、本川、天満川、元安川など、川によって敷石が顔を出す潮位は異なります。
京橋川のように、そもそも敷石がほぼ無い川もあります。
大事なのは、『平均150cm以下から黄金タイムが始まる』という基準を持った上で、タイドグラフアプリ「しおさい」などで現在のリアルタイム潮位を確認しながら、自分のホームグラウンドの敷石がいつ露出するか、あるいは砂地がいつ干上がるかを自身の目で確認することです。
ちなみに、この「しおさい」アプリを使った現場での潮位の追い方については、ワシの実釣記録【シーバスファイル】の記事内でも少し触れています。現場でどんな風にアプリを活用しているか、リアルなイメージを掴みたい方はそちらも覗いてみてください。👇
▶【シーバスファイル】実釣記録とアプリでの潮位確認について読む

実際に干潮に向かう川に立って、「今の潮位で敷石が出た」「ここで砂地が干上がって流れが絞られた」という答え合わせをしてみてください。
川が牙を剥く「本当の時合い」を自分自身の目で見つけたとき、これからの釣果は劇的に変わるはずです。
ただし、ここでワシから一つだけ厳重な注意事項があります。
150cmを下回って露出した敷石や、泥のかぶった砂地の周りは大変滑りやすく危険です。
さらに、敷石には一部水が溜まっている場所も多いため、スニーカーでそのまま釣りに行くのだけは絶対にやめてください。泥だらけになる上に、滑って大怪我に繋がります。
また、干潟についても、砂地なら大丈夫ですが、黒っぽい泥地の干潟は、ぬかるんでいるため、大変危険です。
硬さを確かめながら、歩くようにしてください。
安全に、かつ確実にこの「黄金タイム」を攻めるため、現場に立つ際は以下の「立ち回りの鉄則」を絶対に守ってください。
- 水際ギリギリに立たない: 敷石の先端は最も滑りやすく、落水のリスクが跳ね上がります。また、水際に立つと魚にプレッシャーを与えてしまいます。必ず水際から2〜3歩下がった、安定した石の上に立ってください。
- 緑のコケと水たまりは避ける: 見た目でツルツルしている場所や水たまりは踏まないこと。移動する時は足元をライトでしっかり確認してください。
怪我をしては元も子もありません。
現場での命と安全を守る「必須装備」については、この記事の最後でワシが厳選してまとめています。
必ずそちらを確認し、完璧な準備をしてから川に向かってください。
💡数字は嘘をつかん。まずはタイドグラフを見て、潮位差がしっかりある日を選ぶんじゃ。
そんで潮位が150cmを切る直前から集中力を上げんさい。
そのタイミングでルアーを投げとれば、魚に出会える確率は勝手にぶち上がるけぇ!
3.実録データ検証:下げ潮の爆発力
ここで、わしの手元にある膨大な「シーバスファイル」から、典型的な下げ潮の攻略パターンを一つ紹介します。
ファイル:2024年11月26日 京橋川
潮汐:若潮 下げ
釣行時間: 22:09[173cm] ~ 00:27[99cm]
天候:風弱、濁りなし、流れ普通
ベイト:イナッコ、サヨリ、トウゴロイワシ
ヒットルアー:マリブ68、スィングウォブラー85S、マニック155
状況:
22:45の潮位が149cmになった瞬間、それまで静かだった水面が嘘のように活気づいた。
マリブ68のドリフトでまずは一発。その後、潮位が106cmまで下がる00:10までの間に、スイッチヒッター65Sやスウィングウォブラー85Sも投入して計6キャッチ・6バイト。サイズこそ40〜65cmと中型メインだったが、150cmを切った途端にスイッチが入る「黄金タイム」を完璧に証明する釣行となった。
4.季節別ベイトパターンと流れの相関

下げの流れを攻略する上で、ルアー選びの基準となるのが「季節ごとのベイト」です。広島の川は四季折々で主役が変わります。
| 季節 | メインベイト | 攻略のコツ |
| 春 | ハク・稚鮎・アミ | 「マイクロベイト」は難しいが、下げの流れに漂わせるのがコツ! |
| 夏 | ハク・サヨリ・イナッコ | サヨリ、イナッコ等ベイトに合わせた特有の波紋を出すルアーがええね! |
| 秋 | サヨリ・イナッコ・サッパ・コノシロ・イワシ | 一年で一番の稼ぎ時。魚のやる気もパワーも最大級! |
| 冬 | コノシロ・ボラ | 寒いが夢がある。デカいベイトを追う一発大物を狙い撃つ! |
どの季節にも共通して言えるのは、「ベイトは下げ潮に乗って下ってくる」ということ。シーバスは常に上流に頭を向け、流れてくるご馳走を待っています。これを知っているだけで、ルアーを投げる方向も、リールを巻くスピードも自ずと決まってくるはずです。
💡ベイトの種類は変わっても、シーバスが『下げ潮が運んでくるものを待ち伏せする』という基本は一年中変わらん。
広島の川のサイクルを理解して、その時々のベイトに合わせた波動を送り込んでやることが大事なんじゃ!
【重要】今の時期の「正解ルアー」を知るために
今の時期にシーバスが「何を食べているか」が分からなければ、ルアー選びで迷子になってしまいます。
季節ごとのベイトの動きと、それに合わせるべきルアーの正解を【広島シーバス・四季のベイトカレンダー】にまとめています。下げ潮の激流に「正しい餌」を流し込むためにも、ぜひ確認しておいてください。👇
▶【完全版】四季のベイトパターン攻略ページへ

5.黄金のタイミングを逃さないために
ここまでしっかり読んでくれた人なら、もう「適当に川へ行って投げる」なんてことはせんはずじゃ。
広島河川の下げ潮攻略は、準備の段階で勝負が決まっとる。潮位が下がり、ベイトが落ちてきて、シーバスの活性が上がり、あちこちでボイルが始まる……。
10年通っても、この「150cmの壁」を超えた瞬間の爆発力には毎回驚かされるんよ。
京橋川のデータでも見た通り、サイズは選べん時もあるが、魚のコンタクト数は圧倒的に増えるけぇね。
- タイドグラフで潮位差200cm以上を確認する
- 潮位150cmから干潮にかけての時間を特定する
- その時間帯に、流れの効くポイントへ入る
この3ステップを徹底するだけで、これからのシーバスフィッシングが劇的に変わります。
手元に伝わる「ドンッ!」という衝撃。
あの震えるような感動を、一緒に追いかけていきましょう。
さあ、今すぐタイドグラフをチェックして、次の「黄金タイム」を狙い撃ちしに行ってください。

【最後に】結局、何を持っていけばいいのか?
ここまで読んでくれた本気の方に、最後にこれだけは伝えておきます。
広島河川の下げ潮「150cm以下の激流」を攻略するために、あれこれ大量の道具は必要ありません。
絶対に外せないのはこの順番で4つだけです。
- 万が一の命を守る「フローティングベスト」
※ワシは10年現場に立つため疲れにくいハイエンドモデルを愛用していますが、最初は安全さえ確保できれば手頃な価格の入門モデルで十分です。命を守るものなので、絶対に着用してください!
2.絶対に滑らず水濡れも防ぐ「釣り具メーカーのフェルトスパイク長靴」
※露出した敷石には水が溜まっているくぼみも多いため、普通の靴では釣りになりません。ここでワシから一つ大事なアドバイスです。安物のフェルトスパイクは本当にすぐソールが剥がれます。ワシも昔、安物を買っては剥がれ、接着剤で直してはまた剥がれ…を繰り返して、結局手間もお金も無駄にして心底面倒な思いをしました。無駄なストレスを抱えないためにも、ここは少しだけ投資して「釣り具メーカーの剥がれにくいもの」を選ぶのが絶対に正解です!
3.岩や貝殻から手を守る「グローブ(最悪、軍手でも可)」
※敷石を歩くなら、慣れないうちはもちろん、本当は慣れてからも絶対に手袋を着けてください。万が一滑って転んだ時、むき出しの岩や鋭い牡蠣殻に素手をついたら、冗談抜きでザックリ切れてそのまま病院送りになります。本当に危険です。歩く際はコンビニの軍手でもいいから、着用してください。絶対に素手では行かないこと!
4.激流でも破綻しない「下げ潮特化のルアー」
※足場と安全を確保した上で、最後に選ぶべき武器です。

正直に言うで。この装備を揃えずに行くなら、まだ川に立たん方がええ。
滑ってケガして終わるか、装備不足で“あの一匹”を逃すか。
どっちにしても後悔する。
コケて左手を大怪我をした人もみた。
じゃけぇ、行くなら“ちゃんと準備したやつだけ”が勝つ世界なんじゃ
知識だけ頭に入れても、道具がズレていれば一生あの震えるような一本には出会えません。
ワシが10年現場に通って最終的に行き着いた「間違いない実戦装備」を下にまとめておきました。
自分の装備に足りないものがあったら、安物買いの銭失いや大怪我をする前に、今すぐ揃えてから川に向かってください!
👇【ワシの太鼓判】下げ潮攻略・必須アイテムまとめ
▶ [まずはこれから!コスパ最強の入門フローティングベスト]
▶ [ソールが剥がれにくい!信頼のメーカー製フェルトスパイク長靴]
▶ [ワシの愛用品!疲労感ゼロのハイエンド・フローティングベスト]
▶ [最悪これでええ!病院行くよりマシじゃけぇ絶対つけろ(作業用軍手10双パック)]
▶ [スイッチヒッター65S(激流ドリフト最強ルアー:飛距離抜群ランカーからセイゴまで狙える守備範囲の広さが魅力)]
【次のステップ】タイミングの次は「明暗×面のドリフト」で意図的に食わせる
結論から言いましょう。下げ潮のタイミングと装備を完璧にしたなら、次にやるべきは「明暗」を絡めた【面のドリフト】をマスターすることです。
いくら最高のタイミングで激流にルアーを投げても、ただ巻くだけではスレた大型魚は口を使いません。
その流れを利用して「意図的に食わせる技術」が不可欠なのです。
ワシの集大成【明暗×ドリフト攻略・完全版】に、その極意をすべてまとめています。
まずは全体像を掴み、基本である【面のドリフト】から順番に自身のモノにしてください。👇



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